車の行き着く所・・・。

3/6
前へ
/11ページ
次へ
「そうだったのか・・・。お前もつらい想いしたんだなぁ・・・。」その人は、ため息まじりで言った。 話、終わった後、長い沈黙があった。 お互い何を話したらいいか分からない感じだ。 僕は外の移り変わる風景を眺めて、その人は黙々と運転をした。 長い沈黙に耐えきれなくなり、たいしたことでも無いことをしゃべろうと思って天気のことでも話そう、いい天気だから。 「今日は本当いい天・・・。」 話始めた瞬間に急に雨が降り始めた。こんなに晴れているのに・・・。 『こんなことがあるんだなぁ~』僕は自然にいじわるされてしまった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加