しゃぼんの色

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君の声  手を振った  もう一度  笑って見せた あの時は  ほんとにごめんね  心の中  そっと呟いた 突き放していた 何かに怯えて 染まりすぎるのが怖いから? 二人手を繋いで 幸せになって そんな贅沢・・・言えない しゃぼんの色が  虹色と解っても 僕は輝けないよ 今でも真っ白「染めてよ」 君の夢  よぎる予感  もう一度  笑ってみせて 君の色は  わずかな香りを残して  きっと忘れない 突き放していた 何かに汚れてしまっている 僕が怖いでしょう? 二人手を繋いで 幸せになって そんな綺麗事・・・言えない しゃぼんの色が  虹色と解っても 僕は輝けないよ 今でも真っ白 「染めてよ」 胸の奥ずっと 暖めてたもの パチンッとはじけて消えた 手に取れないものの 大切さに 今更気付いた しゃぼんの色が  虹色と解っても 僕は輝けないよ 今でも真っ白 「染めてよ」 君の色が  何色か解っても 僕は輝けないよ 君みたいに輝けないよ
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