プロローグ

2/2
前へ
/243ページ
次へ
確かに、俺はこの日常に退屈はしていた。   だからって、いきなり今までと180度も異なる事なんて、誰が望んだだろうか。   少なくとも、俺は望んでなかった。でも、あの子は言った。   背低いくせに。見た目ちょっと可愛いくせに。   ぶっきらぼうに、面倒くさそうに、それでいて物凄い偉そうに言い放った。   あんたはこれから、こういう奴等に立ち向かっていくの。例外はなし。批判も文句も受け付けない。いいわね?と。   その日から大変で非凡な出来事が始まった。  
/243ページ

最初のコメントを投稿しよう!

157人が本棚に入れています
本棚に追加