最初の出会いは倉庫から

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何かが触れた。 小さいモノじゃない。 なにか…柔らかくて芯がある感じ。 まずタンスをなんとかして持ち上げる。 埃にまみれたトレーナーを手で払い、落とした懐中電灯を拾いあげた。 「うわ!ってマネキンか…」 懐中電灯が照らしたのは長い髪の毛をまとわせたマネキンだった。 マネキンと言うより人形だ。 立たせる台が無い。 「えっちぃ事する時の練習人形ってやつ…?………いかんいかん。」 まぁ…なんか可愛いな。 服着てないけど。
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