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貴方は、いつも苦笑いをして
それでも頭を撫でる手は
いつも優しいものでしたね…‥
貴方が私の前から姿を消し
愛の言葉を囁かなくなり
抱きしめてくれなくなった日から
私は…心を凍らせたの
凍らせた…つもり、だった
でも、駄目なの、
貴方がいない世界は色褪せて
12個の景色を眺めて
2度目の春を迎える頃になっても
私は…貴方を……愛していました
変わりなんて、他にいらない
貴方しかいなかったのに…‥っ
どうか、この願いが叶うなら
もう一度だけ貴方に会いたい――…
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