bardwing～最愛の人へ～

日課

『はぁっはぁっ』

『美咲これぐらいで息きらすなゃ(笑)』

『誰のせいで走ってる思ってんの💧？』

あたしはいつも息を切らしなが教室に入る
（もっと早く起きればゆっくり学校来れんのに・・・）

『あっ美咲おはよう！！』

『華奈おはよぅはぁ～』

『今日も走ってきたん？』

『そぅやねん』

『毎日ご苦労様』
あたしの大親友の華奈は中学からの仲良しだ言わば幼なじみ

『美咲はすごいな！』

『ん？』

『毎日、宗太お越しに行って学校まで走ってくるゃん？ウチには絶対できひんは！何でそんなん出来るん？？』

『ん──やっぱ愛の力？(笑)』

『愛ね─あたしもそんなん言ってみたい』

『華奈かわいいのに何で彼氏つくれへんの？

『・・・美咲それはイヤミ？』

『えっ違うよ！』

『そっか！！』

『うん！！』

『ってイヤミにしか聞こえへんわ─』

『きゃー！ごめ─ん』

あたしたちはいつもこうしてフザケ合っていたすると
ドサッ
『美咲大丈夫か？華奈にイジメられてんか？可愛そうに』
ギュー
宗ちゃんが表れる

『宗ちゃん苦しいよ』

『宗太！苦しい言ってるゃんウチの美咲から離れろ──！！てかかわいい美咲イジメる訳ないし』