絶望

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絶望

学校までいく道のり足が重い (行きたくない) そんな事を思いながら歩いていた 『美咲ぃ──』 後ろの方から声がした あたしは振り向き声がする方を見た瞬間絶望した 宗ちゃんが笑顔であたしに手を振るその横で華奈が笑っていた 『ありえない・・・』 あたしは呟いた 『ちょ─聞いてゃ美咲!!華奈めっちゃアホゃねんで美咲もバリ笑うで』 顔を合わせればいつも喧嘩していた宗ちゃんが楽しそうに華奈の話をし始めた 『・・・なぃ』 『えっ?』 『だから聞きたくない』 宗ちゃんは不思議そうにあたしの顔をみた 『美咲・・』 華奈は申し訳なさそうにあたしの名前を呼んだ 『気安く呼ばんといて』 あたしは華奈に殴りかかろうとした 『ぉい辞めろや!!!』 宗ちゃんがあたしの腕をもち蒲うように華奈の前にたった 『何で?何で宗ちゃんは華奈を蒲うん?!華奈はあたしを裏切ってんで』 『今日のお前変やで?』 『変?変なんは2人ゃんあたしに隠れていつも笑っててんゃろ?!』 『はぁ?何いってんねん』 『あたし知ってるよ・・・華奈が宗ちゃん好きな事・・・宗ちゃんもそれ知ってる事全部・・・知ってる』 宗ちゃんは下を向いた
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