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旭川市から、颯太との思い出の場所の紋別市を目指して
北へ北へと車を走らせた
要の話では車だと5時間くらいかかるらしくて
その間は要の話をたくさん聞いた
生まれも育ちも北海道で、ずっとここで暮らしたい事
お父さんは要が6歳の時に亡くなった事
そんな、お父さんが大好きだった事
要の仕事は車の修理屋で、社長のお気に入りだとか
いつかは自分の店を持ちたい事など
要が犯罪を犯したなんて思えないくらいに
要はお調子者だけど、誠実で真面目な人なんだろう
何となく、要が社長に可愛がられるのが分かる気がした
長時間のドライブも楽しくて全然、苦にならなかった
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