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それから、颯太と行った場所にも行った
そこは山の上に展望台があって、冷たい風と共に綺麗な景色を見下ろす事が出来る場所だ
ここで写真を撮ったよね
でも、ここにも颯太は居ない
私の隣に居るのは要
「桐子、寒くないか?」
要‥
「うん、大丈夫だよ」
「どう?来て良かった?」
要が
「うん‥要と来れて本当に良かった」
要が隣に居る
「桐子、愛してる‥」
「要‥」
要を幸せにしたい
私達は強く強く抱き合った
その時
その静かで穏やかな二人の空気を邪魔する
最も恐れていた事が‥
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