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どうしていいのか分からない上に
今までの事が全部、頭を駆け巡って
「違う、違う、違う!!私は私の意思で決めたの!!私は幸せになりたいの!!」
夫が壊れてるならば、私も壊れてしまえばいいんだと思った
「桐子?どうしたんだ!?助けに来たんだよ?ほら、また邪魔者は居なくなったんだよ?」
邪魔者?もう、やだ‥
「邪魔者って何よ!?颯太の事!?赤ちゃんの事!?要の事!?」
「要?そいつの事か?可哀想な桐子‥また悪い虫が邪魔させたんだね?もう大丈夫だから、ほら帰ろう」
嫌なの‥
嫌なの!
「あんたなんて大嫌いなの!!大嫌い!!大嫌いーー!!!」
私はありったけの声で叫んだ
夫の目が変わった‥
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