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改めてラブホテルのこの狭い部屋で、男と二人きりなんだ‥
そう思うと恥ずかしいけど赤面してしまい
馬鹿馬鹿しい!
私はただの人質、逃げるための道具でしかないのに!
そう自分に言い聞かせた
「それにしても‥俺よりも、あんたの旦那の方がよっぽど怖いよな」
煙草を吸いながら男が言ったが、また不意を付かれたので
「えっ?」
と、また間の抜けた返事をしてしまう
そんな私を見て男は笑っていた
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