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「あんた達!!💢やっと見つけた!!」 どうやら、私達をずっと探し回っていたようです。 「アンタどんは、人の顔みて笑ってからにっ!!💢💢なん考えとっとね!💢」 「…」 二人は汗だくです。 このオバサンは近所でも口やかましいことで評判でした。 幸か不幸か、幼なじみの家には誰もいません。 これは自分達で乗りきるしかない…! そう考え実行に移しました。 「私達、ずっとA君の家にいました」 しゃあしゃあと言ってみました。 「あたしはアンタ達ち分かっとるとよっ!!💢」 駄目でした。 私の生意気な態度に、さらに怒りのボルテージをあげるオバサン。 田舎ですから、小さい子供といえば数が限られてきます。 オバサンは、完璧に私達が犯人だと分かっていました。 「ごめんなさい」 とにかくこの場は謝るしかない。 二人はそう考えました。 それでもなかなかひき下がろうとしないオバサンでしたが、いくらかたって、落ち付きを取り戻し去って行きました。 あれからあの遊びはしてません。(笑) でも発明は続きます。(笑)
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