ある夜の出来事

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なぜかというと、バラバラになった死体の一部が線路内にあったからだ。体格からして男性らしい。 その死体を見て運転士は棒立ちみるみる内に運転士の顔色がさらに悪くなっていった。運転士はまるで感情の持たないロボットのようだった。 運転士は警察からいろいろ質問されているが、応答はしていないようだ。 その後、運転士はその場に倒れて病院に搬送され、変わりの運転士がやってきた。 変わりの運転士がやってきた直後、血まみれの右腕がない死体が見つけられ、運びだされた。それをみて嘔吐をする人間もいた。手をあわせている人間もいた。 間もなく、死体を乗せた救急車が出発した。 なぜか、死体を救急車が運んでいた。 消防の人たちらしき人たちが線路を洗っている。たちまち血痕のあとは消え、線路はピカピカに。
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