四ツ谷駅2番線の悲劇

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東京→神田→御茶ノ水と停車して行き、まもなく四ツ谷。 四ツ谷手前では中央快速線の電車は100㌔ほどで走ります。昔の中央快速線の電車はオレンジ一色の201系と呼ばれる車両で加減速があまりよくありません。 まあ、国鉄時代から走っているんですからね… 100㌔から四ツ谷駅に侵入するため、一気に減速を始めた201系。 いつもどおりのブレーキだな。 しかし、次の瞬間、車体下からブレーキエアーが抜け、非常ブレーキが掛かったことを示す「バーン」というデカイ風船が破裂したような音・・・と同時に急停車。 この「バーン」という音は、運転士が任意で非常ブレーキの位置までブレーキハンドルを回し、その時になる音で、鉄道ファンの私はすぐに「何か起きたな」と理解できました。 私が乗っている車両は後ろから3両目。電車は止まっているのにホームに入りきっていません。
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