3日目

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「やはりテンテンチャ…」 いるのは青く、亀の甲羅の模様な皮膚、ピンクのタラコ唇の………通常の倍大きい、ダンゴナマズがいる。(推定80mm) その後ろには倒れているテンテンチャッピー。 テンテンチャッピーの背中は少し潰れている。 多分ダンゴナマズが噛み付いたのであろう。 (ゴールデンピクピクニンジンの…まず逃げなきゃ。) オリマーは逃げ出す。 ピクミンが追う。 それをダンゴナマズが追う。 「!!」 ダンゴナマズは普通の状態でも移動速度が速い…。 それの2倍の速さ…。 「バクッ」 「ピキャー!」 足の遅い葉ピクミン…。 巨大なダンゴナマズに意図も簡単に食べられてしまう…。 しかも全20匹一度に。 「ムシャムシャ」 「……………。」 目の前が真っ暗に…。 「ゴックン」 巨大ダンゴナマズの体から、薄い色のピクミンの霊が漏れ出す。 赤ピクミン132→112 巨大ダンゴナマズがこちらに向かって来る。 「!」 我に帰り逃げる。 オリマーは倒れているマロガエルを追い越す。 巨大ダンゴナマズはマロガエルを食べる。 「ムシャムシャ」 (食べている間に…。) オリマーは着陸地点へ戻る。 「オリマーさん。お疲れ様です。ゴールデンピクピクニンジンは見つかりましたか?」 「ゴールデンピクピクニンジンを食べた者は見つかった…。」 「倒しました?」 「倒された…。」 「え…。」 ドルフィン初号機はそれ以上、喋らなかった。 オリマーは黙って赤オニヨンの下に立ち、ピクミンを10匹呼び出す。 (ダンゴナマズは尋常でないくらい強い。だからまずはその場所を後回しに…。………ん?もしかしたら…。) 赤ピクミンを全匹オニヨンへ戻した。 「…?オリマーさん、どうしました?」 「ゴールデンピクピクニンジンを食べたのがいるって事は、サライムシはゴールデンピクピクニンジンを落としたってこと…。つまり他のサライムシもここら辺にゴールデンピクピクニンジンを落としているかも…。それを他の生物が食べていたら、その2体を戦わせて…。」 「なるほど…。そうすればピクミンの被害を押さえることが…。」 「出来る。」
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