641人が本棚に入れています
本棚に追加
巨大ダンゴナマズがこちらに向く前に、オリマーがピクミン達に動くよう指示。
巨大ダンゴナマズは顔をこっちに向け、近付いてくる。
「オリマーさん!またそのままだとまた犠牲者が!」
「ピッ!」
『解散』の指示。
「オリマーさん!ヤケにならないで!」
付き合いが長いドルフィン初号機でもオリマーの今の行動はさっぱり分からない。
巨大ダンゴナマズは大きく口を開けた。
オリマーは巨大ダンゴナマズの横へ避ける。
ガブッ
「あぁ!!」
ドルフィン初号機叫ぶ。
(うるさい…。)
フワッ
大きいマロガエル、ジャンプ。
巨大ダンゴナマズは相変わらずオリマーの後ろ付いていく。
「あれ!?赤ピクミンが減っていない!」
ドルフィン初号機は巨大ダンゴナマズが移動した時、巨大ダンゴナマズの下から赤ピクミンが出てくるように見えた。
(…錯覚かも…。)
ドルフィン初号機は空中にいるため見間違えたと自分で思った。
ビチャ
「グ~ッワ!」
再び巨大ダンゴナマズの上に大きいマロガエル。
オリマーは移動し、笛を吹く。
そして来た道を戻らず、別の場所を通り巨大ダンゴナマズの後ろへと周る。
フワッ
大きいマロガエルの影から少し移動し、赤ピクミンを投げる。
ともかく投げる。
(痺れている時間は結構長かった…。だからこれで決着が付くかも…。)
ビチャ
一匹寂しく…。
ビクッ
「ガガガガガ………。」
巨大ダンゴナマズは一瞬体をびくつかせ、聞き慣れない超低音の声を出し、力尽きた。
ピピーーーーー!
オリマーは『集合』の笛。
勝利に浸っている場合じゃない。
フワッ
後は大きいマロガエル。
直ぐさま移動。
ビチャ
オリマーは赤ピクミンを乱発。
大きいマロガエルの上へ。
バシバシバシバシ(大きいマロガエルを赤ピクミンが攻撃する)
フワッ(大きいマロガエルは真上へ跳ぶ)
バシバシバシバシ(赤ピクミンは何度も叩く)
ピピーーーーー!(オリマーは大きいマロガエルが着地ギリギリまで待ち笛を吹く)
ビチャ(大きいマロガエル着地)
ヒュンヒュンヒュンヒュン(オリマーはピクミンを連続で投げる)
ただ今大きいマロガエルによる被害ゼロ。
最初のコメントを投稿しよう!