3日目

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ゴールデンピクピクニンジンを回収し(中身は一本も減ってない)、巨大ダンゴナマズを運び(25匹で運ぶ)、5匹と通常のダンゴナマズと同じ量、ピクミンが増えた。 赤ピクミン・計120→125 チリンチリン タイマーから半日経過の音が鳴る。 赤ピクミンを80匹オニオンへ戻し、20匹で行動。 (あ…そうだ…。) 始めに行ったルートと同じ、南に行き、西に行く。 ボケナメコがいそうな場所の近くを通り、先程(半日前)は北を通ったけど、今度は南。 樹海のヘソであれば、細長い四足のロウで出来た巨大(240mm)な生物、『ダマグモ』がいた場所だ。 そこにある物は…箱! ゴールデンピクピクニンジンが入っていそうな灰色の箱! ただダマグモがいそうな程、無駄に大きい、円に近いスペース…。 生物も一匹もいない。 ただ空から生物が振って来るかも分からない。 でも生物は、元々いないか、ゼロが先に来て倒しているか…。 「ピッ!」 念の為オリマーは笛を吹き、ピクミンをその場で待機させる。 当然、前後左右に生物はいない事を確認済み。 そしてオリマーは、堂々とその円の広場の真中を歩く。 今までの経験からいくと、上から振って来る大型の生物は、『ヒューーー』と音がなり、下に影が出来て少ししてから振って来る場合が多い。 もしくはダマグモみたいに四足の生物が、一瞬にして振って来くる。が、その四足の中央にはスペースがある場合が多い。 だから普通に円の中央を横切っても、対応さえ出来れば安全だ。 軽く小走りで進む。 ゆっくり歩いても時間が掛かるだけだ。 円の真中ぐらいに差し掛かった時…。 モゾモゾモゾ 「なっ…!」 オリマーの近くの地面から『タマゴムシ』が出て来た! 上ばかり気にしていたため、下から来るとは思っていなかった。 タマゴムシは、体調30.5mm(アカコチャッピーより0.5mm大きい)で、細い六本の足、桃色の顔、鋭利な桃色の爪、丸みを帯びた白い体で一頭身。 ピクミンに危害を加える事も無く、出て来てただアワアワして地中に潜る。 ただ、タマゴムシは一度に大量に出て来るのともう一つ、ある種のメスだけが好む特殊なフェロモンを出す。 そのフェロモンはピクミンが苦手な匂いで、嗅ぐと混乱状態になってしまう。
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