第五章 刺客

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「つ…疲れた~」 「同じく、晃さんよく疲れないな…」 今いるのは俺、天国、沙耶、劉の四人。 ちなみに帰り道。 あのあと、宮本がカラオケやらボーリングやらに俺らを引っ張りだこにして連れて行かれてもうクタクタだ… 堤は練習に付き添って貰う為に宮本と一緒に学校に戻って行った。 まぁ宮本はそれとは別に用があるって言ってたけど… 「…柳…そう言えば僕との約束…」 「…今日だけ言うこと聞くって奴か?」 今の時刻は夜の十時。 あと二時間で今日は終わる。 「残念だったな沙耶。今日だけって約束だからな?あと二時間しかないぞ…」 「うむ…」 と沙邪が考えるポーズを決めた時だった。 何かに気付いた沙耶が俺ら三人に言った。 「ふせろ!!!」 ボゴーン!!! 間一髪でよけた俺ら。 すると突然火の玉が飛んで来て、当たった後ろの塀が爆発した。 「君たちは下がってて…。出てきなよ?斎我?」 「…裁きに来たぜ?お前らを…」 俺らの前に出てきたのは一番最初に俺と天国を殺そうとした茶坊主…斎我だった…
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