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「お前まで何言ってんだよ!」
天国は周りを気にする。
しかし人の気配なんて全くしない…
「劉、ほら行くぞ!」
「剛水流(ごうすいりゅう)…」
劉がそう言った途端、劉の後ろ辺りから物凄い量の水が押し寄せて来た。
はぁ!!!???
「「うお……ぷっ……!!!」」
俺と天国はその水に流されて行った…
劉ーーーー!!
後で覚えとゴボゴボ………
俺と天国が居なくなった後も劉は動いていない…
「出てきて下さいよ…雨水(うすい)さん…」
「あら、気付いてたの?」
電信柱の影から一人の女が出てきた。
「何で突然、俺らを執行部の貴方達が狙っているんですか?」
劉の一言に、雨水は笑った…
「…良いわ…教えてあげる。一つ目は劉ちゃんの凰玉が欲しいの…。もう一つは…まだ気付いて無いけど、封印の能力を持つ新入生を歓迎しに来たの。」
「!!まさか…」
「そう、会長自ら…ね?」
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