第五章 刺客

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「お前まで何言ってんだよ!」 天国は周りを気にする。 しかし人の気配なんて全くしない… 「劉、ほら行くぞ!」 「剛水流(ごうすいりゅう)…」 劉がそう言った途端、劉の後ろ辺りから物凄い量の水が押し寄せて来た。 はぁ!!!??? 「「うお……ぷっ……!!!」」 俺と天国はその水に流されて行った… 劉ーーーー!! 後で覚えとゴボゴボ……… 俺と天国が居なくなった後も劉は動いていない… 「出てきて下さいよ…雨水(うすい)さん…」 「あら、気付いてたの?」 電信柱の影から一人の女が出てきた。 「何で突然、俺らを執行部の貴方達が狙っているんですか?」 劉の一言に、雨水は笑った… 「…良いわ…教えてあげる。一つ目は劉ちゃんの凰玉が欲しいの…。もう一つは…まだ気付いて無いけど、封印の能力を持つ新入生を歓迎しに来たの。」 「!!まさか…」 「そう、会長自ら…ね?」
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