第五章 刺客

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「…なぁ天国…」 「どうした宗清…」 走り出してからかなりたった筈… でも… 「俺らさっきから……」 「気付いたか……俺もさっき田中って表札を目印に走ってたが…見てみ?」 ………あっ田中だ… 俺らはいつの間にか同じ所をグルグルと回っているようだ… しかもズット一本道… 何処かで曲がるような場所何て無かったのに… 「こんにちは…」 ビクッ!! いきなり後ろから声をかけられた! …びっビビった~! 「柳宗清に安田天国だね?」 「あっテメェ何で俺らの名前知って…」 ブオッ! 「…う…あ……」 この感じ…… 斎我の時と一緒だ…いや… 「…質問に…答えろ。」 俺らはコイツが放つ殺気で息が吸えなくなる… 全てを押し潰すような殺気… コイツは……… 桁外れにヤベェ……
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