第五章 刺客

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「おお!ごめんな!」 いきなり殺気を弱めた… その瞬間に俺らは尻餅をついた… 何なんだ…コイツ…ヤベェぞ! 「初めまして。俺は王下高等学園、生徒会長の神羅 神威(しんら かむい)だ。よろしく。」 さっきとは全く違う態度で俺らに頭を下げる神羅。 何でだ? あからさまに態度が変わった? 少し落ち着き、立ち上がった。 「んで、会長さんよ?俺らに何かようか?」 俺が言ってんのに、シカトする神羅。 「…ふ~ん、お前は鬼か…」 何意味わかんねぇ事… トン… 神羅が俺のオデコに触れた。 スゲェ軽く… でも、触れられたダケで…俺は… 「グアッ!!」 「宗清!」 俺の口からはスゲェ量の血… 意識が…飛びそうになる… 「お前には様はない…。」
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