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赤い髪の男と神羅は睨み合いながら会話を続けた。
「自分が何しようとしてるか分かってんのか?」
「邪魔しないで下さい…。」
「ホントどうしちまったんだよ!いつからお前はそんなクソに成りやがったんだ!」
「……黙れ……俺はもう……後には引けないんだ…」
「…あの時の…お前は何処いっちまったんだ……」
赤髪の一言に、神羅が反応した。
うつ向き、悲しそうな…
そんな目をしている。
だが、一度瞼を閉じてまた開いた時。
その目は憎しみに燃える目に変わっていた…
「…今日は大人しく帰ります…ですが……竜也さん、次は無いです……」
指でパチンと音を鳴らして、何処かへ消えて行った…
ホント………何もんなんだよ…
「…あれ、俺なにしてんだ?…あっ宗清!…て劉さんも!!大丈夫か!?」
何か暗示を解かれた様に正常に戻った天国。
速攻で俺に駆け寄る。
一先ず…
助かったぜ…
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