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プロローグ弐 動
書物には異世界へ行くための門がある場所が示してあった。
示されていた場所は森の奥深くで、他の精霊達も足を踏み入れない場所だった。
迷いそうになりながらも勇介達は森の奥に進んで行く…
いい加減疲れて帰りたくなる頃、その門はあった。
「ようやく…見つけた…」
見つけた門は最初勇介達が精霊界から人間界に帰る時使った門と同じような形をしていた。
唯一の違いは…門が閉まってる事くらい。
「この書物によれば、開け方は…精霊王が三回ノックして下さい…だそうだ勇介」
ノックしたら誰か返事でもしてくれるのか?
何て思いながらノックした
コンコンコン
ノックすると…
バン!
門が急に開いた!
「開いた……けどぉ!?」
「刺激的なスタートだな…」
勇介は一人驚き
弥生さん達は冷静だ…
さすが年寄りは…
門は…勇介達を吸い込んでしまった……
勇介以外は絶叫マシン感覚なようで…
勇介達が門に吸い込まれ暗いトンネルのような所に入ったと思ったら…
直ぐ様その空間から勇介達は吐き出され宙に放られた……
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