序章―始まりのヒ―

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序章―始まりのヒ―

紅蓮に燃え盛る炎。 もとは優美で豪華だったはずの部屋は、今や業火に包まれていた。 灼熱の炎の光に照らされて浮かび上がるのは三つの影。 その一つの影が動く。   そして――   『―ぃぁぁぁあああぁぁ――――っ……』       ただ悲鳴は炎に燃やされるだけだった―――。
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