第六章~苦手なS字~

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第六章~苦手なS字~

一方で相変わらず 場内だが怖い意識が強すぎて スピードを出せない。 いつも補助ハンドルをしてもらってた気がします。 “…常に甘えてました” それにしてもゥチはS字が 苦手中の苦手だった。 そのころよく通っていたのは 02番S字。 これこそ感覚がつかめない。 ちゃんと落ちない位置を走っているらしいけど自分側が脱輪しそうで 怖くてたまらなかった。 そんな感じでS字を通る時は 徐行運転。
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