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―シュン!
気がつけばいつの間にか庭にある蔵の中にいた。
瞬間移動か!
軽くツッコミを入れていると頭をコツンと叩かれた。
「いた!」
『ぼーっとしないで、あの箱を開けてみなさい』
清明が指差した先にあったもの。
それは年代が入った木造の小さい箱だった。
箱に近づいて中をそっと開けてみる。
すると、中には透明の数珠と五芒星が書いてある札が入っていた。
この五芒星、どこかで―…。
『それを使って、春に今から妖を払ってもらいます♪+゚』
「はぁ?!」
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