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『やっちまった;!寝坊したぁ!;』
歴史薫る大きな家の門をくぐろうとした時、家の中から母の木葉に呼ばれた。
「春ー!忘れ物。あ、ちゃんといつもの所いくのよ!」
「はぁい!行ってきます!」
春は猛ダッシュで家をでる。
そして、ある場所に向かった。
「おはようございます。晴明殿」
春は遅刻しそうになっていたが晴明神社にきていた。
春の家族はあの有名な安部が先祖の家系だ。
毎日晴明神社に立ち寄っては祈りを捧げるのが春の役割であり、毎朝の日課になっていた。
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