人類は果たして月に行ったのか。

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ケネディ大統領は人類を月に送りこむと宣言して、400億ドルという莫大な予算を、このプロジェクトに割り当てた。 その結果、1969年から72年にかけて7基のアポロ宇宙船が月に向かい、6基が成功したということになったのである。  失敗とされたのはアポロ13号で、途中で酸素のタンクが破れて月には行けなかったというストーリーだが、その他の宇宙船も月に着陸したという証拠はない。月の石と称するようなものは実験室で簡単に製作できるし、あとの証拠は写真と映像フィルムにすぎない。そんなものは証拠にならないどころか、至るところで化けの皮がはがれていると著者はいう。  初めての月面着陸と称する「人類の最も偉大な成果」のテレビ画面でも、ほこりや岩の向こうにぼんやりした白い幽霊のような人物が2人うごめいているだけ。何故はっきりと見えないのか。NASAは直接リンクされていなかったからと言うだけで、誰も確かめることはできない。  その一方で、静止画像は鮮明である。宇宙飛行士は数千枚の写真を撮り、その全てが完璧な露出で1枚のブレや失敗もなく、きれいに現像されている。摩訶不思議というほかはない。  そればかりではない。次のような疑問はどう解釈すればいいのか。たとえばカメラのフィルムは月へ到着するまでに、 途中の強力な宇宙線によって駄目になってしまうのではないか。また宇宙飛行士たちは、月面で宇宙服を着たままカメラを調節したり、フィルムを入れ替えたり、フィルターを交換したりしたようだが、指を使わずにどうやってそんな細かい作業ができたのか。  デビッド・パーシーというイギリス人の写真家は、これらの月面写真は偽物と断言する。たとえば月面に映っている影から見て複数の光源――何か強力なスポットライトで照らされているように見えるが、月の上の光源は太陽だけではないのか。とりわけアメリカの国旗(星条旗)と「米国」という文字には、どの写真を見ても、周囲が暗いときでも常に明るい光が当っている。  また、同じ場所で同じときに撮ったとNASAが主張するスチール写真と映像フィルムの場面が合致しない。  月の上の光源は太陽だけのはず。にもかかわらず宇宙飛行士の影が2方向に分かれている。image=122028907.jpg
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