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疑問はもっとある。バンアレン帯の外側は太陽面から立ち昇る巨大なフレア(火炎)などから発した死の放射能が満ちている。そのバンアレン帯を超えて月まで24万マイルも飛んで行く間に、
太陽では少なくとも1,485回の彩層爆発によるフレアが生じたはずだ。この放射能を防御するには厚さ2m以上のシールドが必要だが、そんなものは月面着陸船にもついていなかった。
宇宙飛行士の着ている宇宙服も、それほど強力な防護が可能ならば、何故ソ連のチェルノブイリ原発事故のときに利用しなかったのか。宇宙飛行士が浴びた宇宙の放射能にくらべれば、原発の放射能など微々たる量に過ぎないはず。
おまけにチェルノブイリでは多数の人が死んだり、病気になったりしている。にもかかわらず宇宙飛行士がガンになったという話は聞いたことがない。たとえばアポロ16号が飛んだのは巨大なフレアがはじまったときで、「宇宙船の中の人間はみんな黒焦げになって死んでもおかしくなかった」とリーンは言う。
実は、初めて月に到達したとされるアポロ11号が出発するまでに、11人の宇宙飛行士が死んでいる。うち3人の死因はせまい宇宙船の中で酸素が爆発したため、7人は飛行機事故、1人は自動車事故である。この事故率は非常に高い。NASAの陰謀を隠す口封じのために、事故に見せかけて殺されたのではないのか。
しかしNASAは、そういう疑問をぶつけても答えようとしない。単に月着陸はおこなわれたし、写真は本物だと繰り返すばかりである。
アポロ計画で唯一の真実はロケットの打ち上げである。死ぬべき3人はそこに乗ったままだったが、あとの宇宙飛行士はいったん乗りこんで1日くらい経ってから、ロケット発射の前にひそかに降りてしまうのだ。そして1週間ほどどこかに隠れていて、宇宙船が戻ってきたとき、それを洋上で回収したヘリコプターから手を振りながら降りてくればいい。
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