伝えられない想い

3/7
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
猫姫は、佐世保の西海橋に居た、 朝、早く出発、熊本の実家によってから、西海橋に着いた、 丁度、午後2時を指していた、電話が鳴った、浅井恵子からだ (今、どこ?) (うん、西海橋に居るよ) (はゃっ!ちょっと待ってね、近くだから、) 15分ぐらいしてから、赤ちゃんを抱いた浅井恵子が (恵子!久しぶり) (久しぶり、猫、変わらないな~) (あれ~、赤ちゃん?居たんだ) (うん、一歳なんだ) 猫姫は、赤ちゃんの頬をさわりながら、微笑み (えっ?結婚したなら、何で、言うてくれへんかったん?) 恵子は、苦笑いしながら (結婚は、してないよ) (えっ?シングル?) (う、うん) 猫姫は、ニコニコ、笑っている赤ちゃんを、見つめて (あまり、深く聞かないよ!あなたのお母さんは、頑固で弱音とか言わないからね~(笑)) (よく、わかってるな!おい!) 二人は、久しぶりに昔の話で盛り上がったが、恵子が時計を見て (あっ、もう3時だわ、展望台に行こうよ) (えっ?今から) (これからなら、夕日に間に合うよ) (そうだね、上がって見よう)
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!