揺れる想い

1/4
前へ
/77ページ
次へ

揺れる想い

きなとゆきのの間は、平穏に続いて、学校とバイトの忙しい日々、達也が戻って来るまでは? (お姉ちゃん!お疲れ!) とゆきのが、駆け寄ってきた、そのうしろからは、 足立太陽が (きなさん、こんにちわ!) (お疲れ!何?ゆきのは、この慣れ慣れしい男と?) 足立太陽は、入学当初、あまりに喋りかけて、ゆきのに嫌われていたが、何度か話すうち、ゆきのに信用された。 太陽は、困ったような顔で (ちょっと、待って下さいよ~俺、そんな変な男じゃないですよ~) (お姉ちゃん、太陽は、男じゃないから安心だよ、いい友達だから) (お~い、ゆきのまで、俺は男だよ~) きなは、雰囲気を感じて (そうなんだ、まぁ~怪しくないんだ、太陽?って言うんだ) (はい!熊本出身の足立太陽です) (熊本なんだ) (いえ、生まれは、大阪で、父の仕事で色々と中学高校と熊本で) (そうなんだ、ゆきのと仲良くね) いつもの如く居酒屋の店内は、賑わっている きなとゆきのが出勤、 (おはよう!)とミチルが寄って来てニコニコしながら (彼、帰ってきてるよ) きなとゆきのは、一瞬、考えていると (おはよう!)と小西達也が、 (先輩、お帰りなさい) (お帰り、私達も)と二人は仕事に
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加