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揺れる想い
きなとゆきのの間は、平穏に続いて、学校とバイトの忙しい日々、達也が戻って来るまでは?
(お姉ちゃん!お疲れ!)
とゆきのが、駆け寄ってきた、そのうしろからは、
足立太陽が
(きなさん、こんにちわ!)
(お疲れ!何?ゆきのは、この慣れ慣れしい男と?)
足立太陽は、入学当初、あまりに喋りかけて、ゆきのに嫌われていたが、何度か話すうち、ゆきのに信用された。
太陽は、困ったような顔で
(ちょっと、待って下さいよ~俺、そんな変な男じゃないですよ~)
(お姉ちゃん、太陽は、男じゃないから安心だよ、いい友達だから)
(お~い、ゆきのまで、俺は男だよ~)
きなは、雰囲気を感じて
(そうなんだ、まぁ~怪しくないんだ、太陽?って言うんだ)
(はい!熊本出身の足立太陽です)
(熊本なんだ)
(いえ、生まれは、大阪で、父の仕事で色々と中学高校と熊本で)
(そうなんだ、ゆきのと仲良くね)
いつもの如く居酒屋の店内は、賑わっている
きなとゆきのが出勤、
(おはよう!)とミチルが寄って来てニコニコしながら
(彼、帰ってきてるよ)
きなとゆきのは、一瞬、考えていると
(おはよう!)と小西達也が、
(先輩、お帰りなさい)
(お帰り、私達も)と二人は仕事に
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