姉妹のような

3/3

10人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
神崎ミチルは、バイト先の、居酒屋で知り合った友人 ミチルは、高校卒業と同時に父親が死去、進学が決まっていたが、生活の為、断念、昼は工場勤務、夜はバイトと忙しい毎日を送っている (これっ、ケーキ、みんなで食べよう) (ちょうどお腹空いてたの)笑いながら (ゆきのも適当にして、食べよう) ゆきのは、一枚の写真を持って来て (お姉ちゃん、この写真の横の人、誰?彼氏、いた?) (えっ?写真?) ミチルも驚きながら (え~っ?きなに?彼氏?見せて!見せて!) きなは、気まずい顔をしながら (違うよ~同僚だよ~) (え~っ、なに~肩組んで、ニコニコしてるよ~)とゆきのが言えば (男嫌いじゃ?なかった?) (私は、勉強に必死なのに、そんな余裕なんてないよ!) (でも?お姉ちゃん、とっても楽しい笑顔してるよ?) きなは、困り果てながら (悪いけど、もうふれないで、お願い) ミチルとゆきのは、わかったよ、と言うように (じゃあ~ゆきのの新生活に乾杯!)と、ゆきのの東京での1日が終わった。
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加