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神崎ミチルは、バイト先の、居酒屋で知り合った友人
ミチルは、高校卒業と同時に父親が死去、進学が決まっていたが、生活の為、断念、昼は工場勤務、夜はバイトと忙しい毎日を送っている
(これっ、ケーキ、みんなで食べよう)
(ちょうどお腹空いてたの)笑いながら
(ゆきのも適当にして、食べよう)
ゆきのは、一枚の写真を持って来て
(お姉ちゃん、この写真の横の人、誰?彼氏、いた?)
(えっ?写真?)
ミチルも驚きながら
(え~っ?きなに?彼氏?見せて!見せて!)
きなは、気まずい顔をしながら
(違うよ~同僚だよ~)
(え~っ、なに~肩組んで、ニコニコしてるよ~)とゆきのが言えば
(男嫌いじゃ?なかった?)
(私は、勉強に必死なのに、そんな余裕なんてないよ!)
(でも?お姉ちゃん、とっても楽しい笑顔してるよ?)
きなは、困り果てながら
(悪いけど、もうふれないで、お願い)
ミチルとゆきのは、わかったよ、と言うように
(じゃあ~ゆきのの新生活に乾杯!)と、ゆきのの東京での1日が終わった。
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