交差する秋

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駅前の居酒屋、店内は、かなりな賑わい、仕事帰りのサラリーマンが大半を占めている ミチル、きな、ゆきの、三人は忙しく働いていた ゆきのは初めてのため、厨房で山のような洗い物を (うわ~っ、洗っても追い付かない(;_;))と小声で呟きながら、洗っている ふと、横に一人の男性が一緒に洗い出した (今日、初めてなんだね?) (はい)と顔をあげて驚いた、 きなと一緒に映っていた、あの男性である (俺、小西達也、よろしく) (はい、こちらこそ、私、優輝法子です) (うん、きなちゃんの妹のような、、、?) (え~、まぁ~)と ゆきのは、自然と笑顔になっていた 優しい感じの人なんだ、と思っていた (きな!8番の方、お願い)とミチルが きなは、伝票を見ながら調理場の方に、奥の方で、ゆきのと小西の、姿が、、、 その笑顔が見えた瞬間、きなの心の中に少しの動揺が走った
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