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ひどい痛みと衝撃が私の体に走った
あぁ…
なぜ……
私はただ幸せだったのに……
薄れていく意識の中
優しく懐かしく欲しがった温もりを感じた
ボヤけてよくは見えないけど
貴方ですよね…?
泣いているの……?
よく見えないけれど
泣かないで下さい……?
精一杯の力でしっぽを揺らす
貴方の為に生まれてきたと思いたいのです
貴方の為に生きてきたんです
貴方の為に…
貴方の為に私は居たんです
だから最期くらい笑ってくれませんか?
貴方の笑顔が何より大好きなんです
サヨナラ……
次生まれてきたときも……
私……
貴方に逢いたい……よ………
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