戦士の誇り

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  「毎日毎日、何馬鹿やってんのさ二人とも…… はい安藤、梯子」 「あ、ありがとね(笑)」 「いえいえ(笑)」 イタタタタ……ゴホン。今梯子を持って来た男子も、同じく同期の柳瀬川 和叉(やなせがわ かずさ)。あの馬鹿の相棒だが、正反対の性格だね。気はきくし、優しいし。まぁ、私達のグループのよき突っ込み役である。……ちなみに和叉は…… 「ねぇ和叉くぅん?私には梯子持ってきてくれなかったのになぁんで奈美恵には持って来たのかなぁ??」 「え!?い、いや、別に理由なんてないよ!(汗)」 う~ん、なんとわかりやすい人だろうか。もうちょっといじりますか(笑) 「本当にそうなの~?」 「そ、そうだよ! だいいち天香芥が勝手に飛び降りたんだろうが!」 「あ…そうだった(汗)」 「ダッセェ、墓穴掘ってやんの」 「う、うるさぁい!」 「おぉい、お前ら何時まで喋ってんだ!早く帰ってこい!またランニングしたいのかぁ!!」 「「「「絶対にしませんよ!!」」」」 今私達を読んだ人、この人が私達の教官、まぁお守りを任されている若崎 大祐(わかさき だいすけ 28歳男性)さん。大和航空が雇った元自衛隊戦闘機パイロット。なんで自衛隊を辞めたのかはわからないけど……とにかく操縦技術はピカイチであり、これまたなかなかのイケメンであったりする。  
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