Daily?

12/13
104人が本棚に入れています
本棚に追加
/137ページ
「てめぇ!何しやがる!!!」 青年の胸ぐらを掴んで怒鳴った。 ボスは何かを伝えたそうにしていたが、青い光が体を包むと、どこか満足げに消えていっていた。 「何しやがる、って、君の仕事ってさっきのでしょ?」 平然と青年は言った。 返す言葉がなくて、ゆっくりと手をはなす。 まてよ、なんでこいつ、死神しか出来ないことを――― まさか こいつも死神!? いや、ありえない、、、。そんな話、、、。 ユノの顔が思い浮かんだ。 ハッとすると、青年は出ていこうとしている。 「おい、待てよ!」 「なに?」 青年は振り向く。 ギクッとするほど、その目に光は無かった。 「オレはこの組織の奴等を還さなきゃならない。 逃げるなよ。」 「・・・・。」 青年は黙りこむ。 「悪いがこっちも仕事だし、返事がどうであれ、還ってもらう!!」 刀をだし、青年に走りよる。 その瞬間
/137ページ

最初のコメントを投稿しよう!