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カッ!!
青年はポケットから何かを取り出すと強いフラッシュをたいた。
「チッ!」
おもわず舌打ちして目をつむる。
案の定、青年はいなかった。
「あーもう!古典的な手に引っ掛かっちまった!!」
ダンッと床を踏む。
「チッ。」
もう一度死神は舌打ちすると、悲しげな表情を浮かべて、部屋を見渡し、外にでる。
空はもう昼過ぎか。
イラついた心を少し静めて、天界を目指す。
なんか、嫌だな。
面倒な。
無理に頭を働かせながら。
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