『君』と僕

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僕も『君』が見上げている空を見た 白い空 白い雪 白い吐息… 「…雪が…羽根に見えて …羽根が舞い上がって るように見えて…自分 の羽根もこんなふうに 綺麗に舞い上がったら いいのになって、そう したら涙が流れてきま した」 そう『君』は言った途端、僕は本当に羽根が舞い上がってるように見えた ふわふわとした雪が ふかふかの純白の羽根に見えた
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