○2.そんざい。
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たまにお姉ちゃんがお稽古に来ない日もあった。 いないとわかると、ぶーっと膨れっ面のままお稽古をした。 いつもは早く過ぎる休み時間も、お姉ちゃんがいない時はひたすら長く感じた。 大人達が談笑しているのを尻目に、一人、絵本を読む。 寂しくなると「お姉ちゃん」と呟いてみる。 ‥‥余計に寂しさが心を占めていった。
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