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里沙と自転車で二人乗り。
坂道を一生懸命こいでいる俺に
里沙は「がんばれぇ!」と
声を張り上げる。
しっかりと俺の体に捕まり
俺の胸の鼓動はビクビクし、
この胸の高鳴りが一生止まんないかと思った。
俺は週4回のアルバイト。
里沙は部活でバトミントン。
そんな忙しい、そして学校も別々でなかなか会えない二人は
『日曜日』だけは必ず会うと約束した。
いっつも俺が彼女の家まで送りに行って
ばいばいの時は
里沙がチューをしてくれる。
そんな俺達は誰から見てもバカップル。
いつまでもこの恋愛が
続けばいいと思ってた。
明日になるまでは…。
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