第1話

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「あきにぃ?」 台所の入り口付近から、暁叉を呼ぶ声がした。少し、弱々しい。 晩ご飯の後片付けに夢中だった手を一旦止め、彼は振り向いた。 「??どぅした……」 目に映ったのは、想像にもしていない、祐家次男坊の姿だった―――。
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