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季節は春。 花々は咲き乱れ、穏やかな陽気があたりを包む中、一人のお爺さんが歩いている。 目指す先は、ひときわ大きな桜の木がある丘だ。 お爺さんは、その丘から見る景色が好きで、よく散歩にきている。 「今日はいい天気だな~」 そんな事を思いながら、歩いていると、近所の公園から、一人の少年が飛び出してきた。 「あっ!お爺さん、こんにちは~」 少年はお爺さんに話しかけると、お爺さんは、優しく答えた。 「はい、こんにちは。今日も元気だね」
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