高畑耕太

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彼の名前は高畑 耕太 どこにでもいる、ごく普通の高校生。 成績も中の上、運動も下手でもなければ、上手くもない。 本当に一般的な人間である そして、彼自身も自分に 呆れていた。 「ふぁ…なんか面白いことないかなぁ…」 学校帰りの道中、さみしく 独り言をいいながら… 「べつにさみしくなんかねーっの!」 「なに言ってんだオレ…頭までおかしくなったのか…」 その時、激しい突風が吹いた。 ガランッ 頭上からの異様な音に気付き耕太は顔を上げ、上を見上げた。 自分に向かって鉄骨がものすごい速さで落ちてきていた
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