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ひとりきりになってから、一体どれくらい経ったのか。
そんなくだらないことを考えながら、あたしは砂にまみれて遊んでいた。
平日の昼間、近所の公園で年端もいかぬガキたちと。
彼らは究極の自由人だ。
退屈でお堅い社会や、面倒な人間関係にくよくよする必要がない。
人に媚びて打算だらけの愛嬌を駆使しなくても、ちゃあんと家族のアイってやつを与えられている。
自分にもこんなに狂おしいほど愛しい時期があったのかなと思うと、ちょっと笑えてくる。
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