4章

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 生徒達は起き、大広間へ行った。  ガアラとリオは服を着替え、ナットと一緒に大広間へ行った。  大広間には多くの生徒がいる。  2人と1匹は空いている席へ行き、朝食を食べ始めた。 「おはよう、ガアラ、リオ。隣、良い?」  声をかけられたと思ったら、隣にハリーが座った。ハーマイオニー、ロンも一緒だ。 「おはよう。あぁ、一緒に食べようか。」 そう言うと、3人は彼らの隣に座った。  リオとナットの分の食事を取り分け、彼らの前に置くガアラ。  どこに何があるのかも迷わずに普通の人と同じように食事をするリオにハリーたち3人は少々驚いている。 「意外か?」  食べ続けるガアラの言葉に頷く3人 「言っても良いか?」  ガアラが彼女に聞くと、彼女は何かを喋っている。が、声が全く聞こえない。 「解かった。」  ポケットから羊皮紙の切れ端を出すと、自然に文字が書かれていった。 「誰にも言うなよ。」 《目は見えている。ただ、現在は見えなくて、過去や未来しか見えていない。》 「ウソだ~。」  信じていないロンの言葉を聞くと、またリオが口を動かした。
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