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「じゃあ、お言葉に甘えて…」
私はバイトのことをすっかり忘れて頷いた。
「よかった!
あそこのお茶すごく美味しいの!」
そう言って、
百合さんが嬉しそうに歩き始めた。
その少し後ろをちょこちょこと追いかけるように私も歩いた。
□ □ □
喫茶店に入ると
百合さんはアップルティーを二つ頼んだ。
「なんでアップルティーなんですか?」
私は不思議に思って尋ねた。
定番でいけば紅茶なのに…。
いや、
アップルティーも好きだけどね?
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