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綾「ちょっと蘭早くしてよ」
蘭「今行く」
私、春日 綾(かすが あや)双子の蘭(らん)と一緒にアイドルやってます
蘭「着いたー」
綾「蘭のせいで、走るはめになったじゃない」
蘭「いい運動になったでしょ?」
綾「ふざけるなー!!」
『ドドドドー』この音は蘭のファンクラブが走って来る音です
ファン「蘭ちゃーんかばん持つよ」
蘭「ありがとう❤」
ファン「今日も可愛いね」
蘭「どうもー❤」
『ポツン』綾はただ立っていた
綾「・・・たまには自分でかばん持ったら?」
蘭「余計なお世話ー」
ここは芸能科のある学校、私と蘭は今一番売れている双子のアイドル、蘭は学校でも仕事でもモテている、私は・・・
先生「今日は新しい仲間を紹介する」
龍「木原 龍(きはら りゅう)です、よろしく」
『ドキ』
女「キャー!!木原龍よー今はアメリカにいるはずなのにー❤」
綾(帰ってきた!)
休み時間
綾「龍、久しぶり」
龍「よー綾、久しぶり」
蘭「えっ綾、龍君と知り合いなの?」
綾「蘭、何言ってるの?泣き虫龍じゃない」
蘭「えーあの龍ー!?」
龍「そうだよ」
綾「かっこよくなったよね、昔はあんなに泣き虫だったのに」
龍「泣き虫、泣き虫ゆうな」
綾「あはは、ごめんごめん」
蘭「・・・ねー龍君私、龍君の事好きになっちゃった」少しだけ沈黙が流れる
綾(はぁー?)「な、何言ってるの?蘭」
蘭「綾は黙って、ねぇ龍君、私と付き合ってみない?」
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