非日常的

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そして、乗客は全員此所がどこなのか分からないまま飛行機の外へと追い出した。 「なんだ…此所」 外へと出た怠達がみた光景は島でそして、何かの合図をだすためのものか柱がありその上には大きな赤いランプがあり 海の方では島一体をてらす灯台がたっていた。 「お前達はそこでまってろ」 くろずくめの一人が言うと一人は森の中へときえていった。 「怠…これやばくないか」 と竜がくろずくめの男達の目を盗み怠に呟いた 「あ…、ああ」 怠はそうあいまいな返事を返すと 竜はこれ以上なにも言わず黙ってまつことにした。しかし、自分達は黙るものの俺達と一緒研修にきた仲間はくろずくめの目なんか気にせずコソコソと話していた そうこうしている内に30分が経った… 怠達にはこの30分が一時間いや二時間まったような感じだった。 そして、森の方から人影らしきものがコチラに近付いてきた。 くろずくめの男をいれて3人いた 「やぁ、諸君こんにちは」 そうサングラスのかけた男が乗客全員に言った 「この島からだせっ!」 と乗客の一人がいきり立ってきた 「まぁ…まぁ…君達はハッキリいってモルモットになってもらい死ぬ」 とサングラスをかけた男がいきなりそう言ったのだ 「なに?」 とさっきいきり立った男が語尾を濁らせていった。そして、サングラスの男は 「まぁ…しかし、君達にもチャンスを与えようかと思う…五日間君達に吸血鬼からにげて貰う…」 「吸血鬼?」 怠は名前を繰り返していたすると聞こえたのか 「そう、吸血鬼我々が作ったウイルスで人間は吸血鬼と化する…分かってくれたか?モルモットとはそういう意味だ。捕まると吸血鬼だ。そして、あのサイレン」 サングラスの男は怠がさきに目にしていた赤いランプの柱の方に指を指すと乗客は全員振り向く 「あれが鳴ると吸血鬼は動きだす。そして、君達はサイレンを止めなければならないスイッチは島にある砦に置いてあるそれを押せばサイレンはとまり吸血鬼もハンティングを止める生還できる人数はざっと10人だ」 と両手を乗客全員に翳(かざ)した。 「悪い話しじゃないだろ?どうせ君達は全員モルモットになるなら10人は助けてやると言ってるんだ。やるかやらないかは自由だが」 サングラスの男はニッコリと不気味に笑い乗客200人に言った
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