非日常的

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三十分は過ぎただろうかサイレンは一行に耳の中で鳴り響いていた 「とまらないぞ…」 と怠が呟くと 「…」 竜に言うが返事は返ってはこなかった。 「…よし」 怠がそう自分に気合いを入れると立ち上がった のだ 「おい!怠!なにしてる!任せようぜ!他の奴等に」 拓也が立ち上がった怠に言うと美希までもが 「そうだよ…こんな生きれる確率がすくないサバイバルなんて…」 美希がそう悲しげに呟くと怠が 「じゃあ…ここでずっと待ってるのか?だれもスイッチを押さなかったらどうするんだ!?吸血鬼がここをみつけたらどうする!先の事をお前達は分かってんのかよ」 怠は初めてこの二人に怒鳴りつけた二人は黙りこんでしまった。すると、目をつむっていた竜も立ち上がり 「怠の言うとおりだな…ここにいても何も始まらない…どうせさっき死ぬ運命にあるんなら…危険な目にあっても生き抜こうぜ」 竜は3人を見下ろしながらそう言った すると、由希も立ち上がり 「私もお兄ちゃん達に賛成」 続いて美希が立ち上がり 「そうだね…!いつもあんたたちのまとめ役がこんなんじゃ駄目ね!かといって竜にまかせれないし」 美希は冗談混じりで竜を茶化すと 「どういう意味だよ」 竜はヘラヘラと笑う美希に対して竜は少しイキりたって言った。 「拓也」 と怠が座っているのが拓也だけになると座っているのが気まずくなったのか拓也は 「ああ!わかったよ!サイレンをとめる!でも、やばくなったらにげるぞ」 と拓也はバッと立ち上がり四人の意見に渋々賛成した 「よし…!皆いきて絶対に帰るぞっ!」 怠はそう一声かけると四人は大木から出た。 そして… 此処から5人は本当の恐怖を 知る事になる
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