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「まずどうしたらいい?」
第一声は竜だった。
「とりあえず一旦ここから離れよう…いつまでもこんな所にいたら吸血鬼に見つかるし」
怠は吸血鬼はいないかと何回も辺りを見回していた。
そして、5人は一旦その場から逃げるようにこの場を立ち去った。
「糞…前にいるかよくわからん」
竜は木の影で隠れて注意深く目ではまだみていないが吸血鬼はいるかビクビクしながら確認していた。
しかし、この変一帯全てが森なので木が重なり前にいるかどうかすらも分からない。
頼れるのは自分達の勘だけであった。
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